雲が絶対好きになる!雲の楽しみ方のススメ!【自由研究のヒント①】
【お父さんお母さん必見!夏のおすすめ自由研究のヒントシリーズ】雲の種類の基本は10種類、覚えて生活に役立てよう!雲のことわざを知るだけで、天候が占える。
美しい雲や、形のユニークな雲を見つけたとき、何だかわくわくして写真に収める。それはきっと、雲や空が好きな方ならば、誰もが無意識のうちにしていることでしょう。
実際、わたし、岩槻もそうやって雲に親しみ始めました。雲に関する本を書くようになった今でも、雲の楽しみ方のベースは「撮影」です。しかし、ある程度年数を重ねると、今度は手持ちの写真の雲がどんな種類なのかが気になってきます。そして、書籍やインターネットなどでいろいろな雲の名前を調べていくうちに、雲を全種類コンプリートしたい!と思う方もいることでしょう。これも立派な雲の楽しみ方のひとつだと思います。
すべての雲は、基本の10種類に分類されています。そしてさらに、それぞれの雲形ごとに細かく細分類が行われています。基本10種の撮影をコンプリートしたのちに、細分類も含めた全種にチャレンジするのもよいでしょう。これらの雲形は、特別な場所に出かけなくても、どこでも出現し得るものです。ただ、出現頻度が低くてレアなものも結構あります。そういった「特別な雲」を撮影できたときの喜びは格別です。ほかにも、10種雲形や細分類にとらわれないような雲は存在します。かさ雲やつるし雲など、比較的遭遇頻度の高いものから、馬蹄雲、KーH波雲のように年に1度遭遇できるか否かのレアなものもあります。
もし、雲の種類をたくさん集めたいと思ったら、いつでも撮影できるよう、常にカメラを携帯することをオススメします。雲のなかには、とても変化が早く、「あっ!」と思って急いで自宅からカメラをもってきても、そこには面影すらないというのはザラにあります。わたしも、これまで何度も苦い経験をしています。